頭は3週間で良くなる!(ウィンウェンガー)掲示板関連スレのレスのまとめ。里美氏他の「頭は3週間で良くなる!」に関するレスをまとめました。脳を活性化させ、鍛える脳幹賦活法、頭脳刺激トレーニング、頭は三週間で良くなるに関する2ちゃんねる等掲示板のレス。
・1 里美氏 (仙道・気の実践板 イメージ・ストリーミングより)
・2 トマト氏 (仙道・気の実践板 イメージ・ストリーミングより)
・3 1氏 (能力開発jetabbs 一番効果が実感できた能力開発より)
・4 仙道・気の実践板 イメージ・ストリーミング
・5 能力開発jetabbs 髄脳 這い這い いわゆるあの人の
・6 速読渇望板
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/5611/1076652382/
息を止めることでマスキングの訓練をなさっているようですが、それだと、 30秒間だけだと全然苦しくならないですよね、2分間ぐらいたたないと。
紙袋だと、すぐに苦しくなりますよね。
でも、現在のあなたの方法で間違いなく効果はでてると思いますが、やはり、 脳に「酸素をくれ!」という必死な要求を持たせるには、紙袋を使うしか、 ありません。
ちなみにわたしは、お台所の三角コーナーにちょうど良いぐらいの大きさの ビニール袋に、芯を抜き去ったあとの、ボールペンの透明な本体をテープで 固定したものを使っています。
ボールペンの本体のシッポのギザギザ部分を 口に含んでます。
私の知る限り、この道具立てがベスト。
歯でギザギザ部分を強くグッグッと噛み締めながら、吸気を行ってみてください。
本当に、脳の血管がドクドクする快感を味わえますから。
また、膝でやるハイハイの訓練で、いち早く効果を実感するための秘訣は、この、歯でグッグッすることにあると思います。
私の場合、学校がある時は規定どおりに、30分毎のマスキングをおこなえ ませんでした。
2時間くらい全く行えない場合もありましたが、特に問題は 感じませんでした。
また、今日現在、私は肉体的なトレーニングを一時中断していますが、 こればっかり集中してやっていた日々は、脳に心地よい負担を連続してかける ことを心がけていました。
私の場合は、読書だったんですが、難解な哲学書 などを読もうとするより、ごく普通の文庫本を学校で1冊、寝る前に1冊、
合計2冊読んでいました。
はじめは結構ツライものがありましたが、脳が、「この情報の洪水は苦しい。
でも、これをシャットアウトするより、いっそ早めに進化して、楽になる方を 選ぼう」という姿勢でいてくれている印象を受けていました。
今考えれば、
ニコリのナンクロみたいな、数字パズルも平行してやればよかったかな。
膝のハイハイのことですが、私の場合、スタート地点は六畳の勉強部屋 で、同じ方向にグルグル3回まわって、廊下に出ます。
そして他の部屋に入り 勉強部屋の場合とは逆方向に3回まわります。
そしてまた廊下に出て、次の 部屋へ、という具合に、狭いながらもなんとか這ってました。
肉体的なトレーニングの効果は、3週間の訓練の後、完全にやめても 一生継続します。
訓練終了直後のIQが最終的なIQになるのではなく、 終了後の何ヶ月間にわたって、脳細胞の連結が勝手に進行した後に落ち着いた ポイントが、最終的なポイントになるようです。
私が読んだ投書の人は、会社に忙しく通いながらも、3ヶ月にわたって訓練し、 訓練終了直後のIQは146だったのに、それから何にもしないで3ヶ月後に 測ったら、なんとIQ170を記録したそうです。
脳みそというハードだけの性能がIQ170なんだったら、その後の何年かに、
たくさん読書をして次々と、ソフトや、考えるための道具を獲得してゆけば、 IQ190ぐらいまでは簡単に上がると思います。
なにせ母国語の辞書の単語を、 一冊ぶん丸暗記しただけで20ポイント上がるそうですから。
皆さん例外なく、こんな感じでいくんだと思いますよ。
肉体的トレーニングの各メニューに共通して当てはまる事は、本当に 効果が出ているときは、とにかく気持ちがよい、ということです。
大げさではなく、枝渡りでも、ハイハイでも、手を繰り出すごとに、頭がスッー としてゆき、とても気持ちがいいです。
特に、腹ばいになって進むハイハイは、誰でも、やればすぐに快適な気持ちになれ、 効果が実感できると思います。
あと、膝でやるハイハイの効果が出始めると、とにかくテレビが観られなく なります。
画面をみつめるのが、本当に辛くなりますよ。
目が不正確な映像や 偽の遠近感を一切受け付けなくなってしまいます。
私が実践したメニューは下記のものだけです。
これ以外のメニューも三笠書房の本 にはたくさん紹介されてますが、全くやりませんでした。
・10分間の腹ばい3セット(あまりの痛さに全くできない日のほうが多かった)
・膝のハイハイを2時間
・枝渡りを30分(軒下にぶら下げたハシゴを行ったり来たり)
・レコードプレーヤーのターンテーブルに載せた文庫本を読む訓練を30分
・聴覚モニター訓練を1時間
・2つ(後に3つ)の会話をテープレコーダーで聴く訓練を1時間
これに加え、帰宅した瞬間から寝るまでの時間は、厳密に30分毎にマスキングを行いました。
休みの日は何かと用事があるため、逆に少し削ってしまうこともありました。
生活面で感じている変化を思いつく限りご紹介します。
・テレビなどを観るのが非常につらくなった。
クイール観に行く約束をキャンセル。
・本を読むとき、「えーっと、どれどれ」という感じでスタートしてたのが、ページ に目を向けた瞬間、頭が自分の意志とは無関係に勝手に読んでくれる感覚がある。
・カロリーメイト1本食べただけで、確実に栄養補給ができたと感じられるほど、 体が敏感になった。
「気」に関しても同じ。
・性格がとてつもなく前向きになった。
・以前より町並みや風景が鮮明に見える感じ。
確かに物理的に明るく見える。
・照明が非常に明るいお店に一歩足を踏み入れた瞬間、その刺激で頭が確実によくなっている。
明るい場所が大好きになった(お薦めはJR池袋駅東口のまん前にあるマツキヨです)
・堅い食べ物が大好きになった。
(ことあるごとに奥歯でかみ締めるのがクセ)になった。
・朝は、起きた瞬間から、頭が冴えている。
・体がパワーアップした。
また、知らないうちに身に付けた芸当がいくつかあります。
・頭のなかで曲を2つ同時にクッキリと再生できる。
・ラジオの放送大学でやっている講演会で、専門的な知識を必要としないレベルの ものならば、2つ同時に聴き取ることができる。
りテンション・理解は、ほぼ完璧。
・物事を考える時、頭の中で「えーっと」というお喋りを全くしなくなった。
私は、ウェンガー博士のトレーニングを始めてから、精神・情緒面でいろいろな変化を体験しました。
訓練を始めたころは、少しずつ感じ始めた頭のクリアー感のあまりの素晴らしさすばらしさに感激し、 しきりと周囲の人たちにウェンガー博士のことを薦めていました。
皆にこの幸せを分けてあげたいと思ってばかりいました。
まるで、布教活動でもしているみたいでした。
しかし、この直後に自分、そして他人に対して、やたらと厳しくなってしまう期間が訪れました。
このころの物事のとらえかたや、考え方は物凄く極端で、偏っていました。
危険思想の一歩手前までいってたと思います。
世界征服願望や、選民思想、救世主願望、などの危険な考えにとりつかれてました。
それと、すごい皮肉屋になっていました。
そして、今日現在は、この時期をほぼ脱出し、また優しい元の自分に戻ってきました。
少し大袈裟かもしれませんが、ウェンガー博士の肉体的なトレーニングを実践していた、
ごく短い期間の間に、自己中心的な幼児期・少女期を追体験して、 今は、実際の肉体年齢を少しだけ飛び越した、青年期?の精神構造になっている ような感じがします。
膝のハイハイを実践していた時の、私なりの工夫点を書かせてください。
這っていた頃は、中指の爪に目の焦点をピッタリと合わせることだけに集中してました。
具体的には、爪の白い部分とピンク色の部分の境界線です。
左右、どちらの場合も、手が床に着地した瞬間、焦点がこの線にピッタリ合うようにします。
しかし、後に何かこれでは物足りなくなってしまい、両手の中指の爪に、微細なデザインの シールを貼って、これに焦点を当てるようにしました。
それと、私の場合、この延々と続く「焦点合わせ作業」と同じくらい効いた、と感じたのは、 手が着地した瞬間、奥歯を凄い力でかみ締めて、脳全体の血流を活性化させる行為です。
とにかく最初は、いったいどう這えばよいのか、全く見当もつきませんでした。
視線はいろいろな部分に走り、一定してませんでした。
しかし、ある日、この2点にのみ集中しながら這うと、なんだかとても 具合が良いことを偶然発見してからは、一貫してこの這い方でした。
最初からこの這い方を採用していれば、もっと早い段階で膝ハイハイの効果 を実感できたはずです。
そして、余裕がでてきたら、三次元的感覚にも注目しながら這えばよかったです。
考えてみれば、私は三次元的感覚に意識を向けながら這ったことは、あまりありませんでした。
つまり、ウェンガー博士の本に書かれている這い方とは、だいぶ違った這い方でした。
しかし、私の場合、これで十分過ぎるほどの効果が得られました。
既に這い始めておられる方で、なかなか効果を実感できずに苦労なさっている 方は、ぜひ何日間か、私と同じ方法で這ってみることをお薦めします。
とにかく、絶対に枝渡りを実践なさることをお薦めします。
中脳以下のレベルのトレーニングが十分にできてる人なら、手を繰り出すごとに、 IQが上がってゆくのが実感できますよ。
本当に、枝渡りはご褒美という感じです。
腹ばいになって床の上を這う訓練ですが、実は、私はこの訓練が一番好きです。
本当は一日3時間くらい這っていたいのですが、一日30分這って一週間 ほど経過したら、胸があまりにも痛くて止めてしまいました。
でも、このメニューは、やってて本当に気持ちよかったです。
私はトレーナーを3枚重ねて着込み、カーペットの上に毛布を1枚ひいたコース を作って這ってました。
六畳の自分の部屋は明るくしておき、この中を一周したら、 次は、廊下に出ます。
廊下は照明のスイッチが切られ、その代わりに、飛行場 の滑走路みたいに、床の左右にクリスマス・ツリーの電飾をピンと張りました。
そして、廊下を這い終わると、次の部屋に入って、この中を一周します。
それと、具体的な這い方ですが、ウェンガー博士の三笠書房の本には細かい指示は 書かれてません。
私はお腹を下にして、両腕は「気をつけ」の姿勢の時みたいに、 体の両脇にピッタリ密着させて這いました。
そして、頭と上半身を左右に振る ことで推進力を得ます。
また、本の中には全く書かれてないですが、両足のつま先で床を
蹴りながら進むと、かなり気持ちがいいです。
両足のつま先をピンと伸ばして、 足の底が天井を向いた状態で這う方法も試しましたが、私の場合、この這い方を 時折混ぜるものの、前に進むのが困難だし、プールぎわのオットセイみたいに、 ただ首を振ってるだけになってしまいがちなので、どうしてもつま先で蹴る方法
ばかり実行してました。
また、床の上をゴロンとするだけの動作も混ぜました。
さて、次にご紹介させて頂くのは、以前私が、BBS Zetaの加速学習実践家さん のところに書き込ませていただいた、腹ばいの補助トレーニングになると思われる、 私が考案したメニューです。
一部修正して転載せせて頂きます。
また、実際にこの道具を作るのは難しいと思いますので、完全にイメージの
世界だけで実行しても構いません。
まず、ちょうど一人寝ころがれる、大きなレコードのターンテーブルを作り、 この上に左右のどちらでもいいから、快適な方を下にして、 「くの字型」で寝ころびます。
首は後方に軽く曲げて、後ろの景色を眺めます。
そして、両足のつま先で、テーブルをピッタリ囲んでいる円形のカバーの内壁を、
交互にチョコチョコと蹴りながら、後方に回転してゆきます。
あたかも自分が水中で自由に回転しているかのようにイメージしながら。
私はこれを、イメージ・ストリーミングが上達してからは毎日イメージの世界で やってますが、本当に気持ちいいです。
また、この方法を試すと面白いことがわかります。
ターンテーブルが電動で回転してゆく場合をイメージしてみてください。
全然気持ちよくないでしょう? なぜなら、そこにはウェンガー博士の力説なさっている「感覚のフィードバック」 が全く存在しないからです。
自力で足のつま先を用いて回転してゆく際に得られる、感覚のフィードバックこそが、
快感を与え、脳細胞にスイッチを入れているのです。
一方的に外界からやってくる刺激に身をさらしていても、全く知能など向上しない のだ、という事の良い証明ではないでしょうか?
実際に「うんてい」をやってみればお分かりになると思いますが、 常に両腕を頭の上に伸ばして渡ってゆく方法では駄目です。
ソフトボールの投球法みたいな、アンダーハンドで次々と手を繰り出してゆく、 もう一つの渡り方でないと、気持ちよくありません。
つまり、効果が期待できません。
これはすべての人に当てはまると思われます。
効果は、開始したその日から、確実に出ていると思います。
ただ、最初はあまりにも微妙であるため、確実に実感するためには、毎日数時間の 訓練を、少なくとも1週間ぐらいは連続でやらないとだめだと思います。
私の場合は、始めた当初は1日2,3時間だけしかやりませんでしたが、
それでも始めてから1週間たったころには、効果が実感できました。
私の場合、腹ばいは1度に這う時間はせいぜい10分間ていどでした。
これ以上だと体がきつい、という理由の他に、頭や体が飽きてしまうという理由も ありました。
いったん10分で止めて、他のトレーニングをやった後にまた這うと、 効果が感じられました。
また、イメージ・ストリーミングも1度に連続して1時間やるより、何分間かずつの 短いトレーニング時間に分けて行うのがよいとウェンガー博士はホーム・ページに 書いておられますが、こうしたことは肉体的なトレーニングのメニューのうち、 いくつかのものに当てはまると思いました。
ただ、膝で這う訓練は連続して2時間やる
のが望ましいと思います。
テープを2つ同時に聴く訓練のことで思い出した事を少し書かせて頂きます。
私は2メートルほど離れた場所に、テープレコーダーをピッタリ付けて置くの がやり易かったです。
レコーダーを離して設置するやりかたは、慣れるまでは 難しく感じました。
それと、今度試そうと考えているのは、レコードプレーヤーの上に小さな テープレコーダーを2,3台置いて、プレーヤーを回転させながら聴き取る 方法です。
難しいと思いますが、やってみる価値があると思います。
また、テープレコーダーを床に置いたままで、自分がその周囲を動き回り
ながら聴き取るのも面白いと思います。
いずれにしても、じっとしたままで、固定して設置された2台のレコーダーの 会話を聴き取ることには、すぐに熟達してしまうため、さらなる聴覚トレーニングを 積もうとする場合、色々と工夫が必要になると思います。
ちなみに私は現在、固定した状態で3台まではなんとか聴き取れます。
腹バイはあまり問題ないですが、膝のハイハイは、メガネを掛けた状態で行う のがいいです。
それと、部屋の照明も可能な限り明るく明るくして這うことも必要です。
とにかく、両手がくっきりと見えなくては駄目だと思います。
私の場合、「うんてい」は、ホームセンターで購入した、アルミ製のはしごを を家の二階のバルコニーの底の部分に、ロープで固定させて行いました。
もちろんこのままでは手が届かないため、園芸用の踏み台をスタート地点の 真下に置いて、これに乗ってはしごにつかまりました。
いったん端まで渡りきり、余裕のある場合は空中でターンし、スタート地点 まで戻り、踏み台に降ります。
余裕がなければ、渡り切ったところで、地面に 飛び降りました。
私の場合、「うんてい」をすること自体は楽でしたが、まだ寒かったため、
手が冷えてしまって、握力が急速に低下してしまうのが障害になりました。
そしてこれを打開するために、玄関のドアを開けっ放しにしておいて、洗面所 の流しに熱湯を張ったままにしておき、訓練の間、何度か手を温めに家に 駆け込んでました。
今おもえば、タライにお湯を張って、
はしごの近くに置いとけばよかったです。
また、私が買ったはしごは、アルミ製で一段一段に滑落防止用のギザギザが 入っているタイプの物でしたので、プロテクターや絆創膏で手を防御していて も、かなり手の皮が剥けました。
それと、一段一段が太いため、手の小さい
私は、あまりグリップに力が込められませんでした。
このため、手が滑って しまい、何度かヒヤッとする場面がありました。
このように、寒さや、手の痛さ、そして転落に対する恐怖感のため、「うんてい」 の訓練を十分に集中して行えなかったのが少し残念です。
それでも、やはりこの訓練には魅力を感じます。
本当に手を繰り出すごとに 頭がスッキリしてくのが実感できます。
水平の「うんてい」以外は駄目だとは、確かにどこにも書かれてません。
でも私の場合、両方のタイプのやつを試してみましたが、やはり水平の方が 気持ち良かったです。
それと、私の「うんてい」体験を、もう少し書かせてください。
ブランコに乗った時、ブランコが後ろまでスイングしきって、次に前方に 向かってスイングし始める直前、空中で一瞬静止します。
この瞬間から、次の 1,2秒間、胸がフワッとしませんか?
そして「うんてい」の時も同じ感覚に襲われると思います。
どちらか片方の腕で ぶら下がったまま、次の棒にむかって体が滑空している時です。
私はこの時に 胸と頭の中がフワッとなり、脳細胞にスイッチが入ったのが実感できます。
本当に頭の中がクリアーになっていきます。
「うんてい」トレーニングのコツは、多少の危険はあっても、渡る際の体の振り を可能な限り大きくすることで、このフワッとする感覚を、一手一手、最大限に 引き出してゆくことだと思います。
ちなみに、この感覚はアンダーハンドで渡らない限り、絶対に感じられません。
まさにジェットコースターに乗った時の感じに似ています。
一つ、二つとばすのも凄くいいアイデアだと思います。
手と膝を使うハイハイだから膝と手の平で体重をささえるのだと 思うのですが。
頭は3週間でよくなるP61の挿絵を見ると ハイハイをしている赤ちゃんの左肘が地面についてるように見えます。
改訂前の「頭脳がよくなる」にはこのような挿絵はなかったと思うので
出版社が勝手に後付した挿絵かもとも思いますしどちらでもよいのかも しれませんが里美さんはどちらの方法でされたのか教えて頂けないでしょうか?
↓
私は膝と手のひらで体重を支えながら這いました。
肘をつけたご質問を読ませて頂いた直後に、初めて肘をつけながら這ってみましたが、 この這い方だと体がきついし、目と手の距離が近すぎると感じました。
やはり、前者を採用したほうがいいと思います。
膝ハイハイのことをもう少し書かせてください。
私は奥歯を強く噛み締めながら、左右それぞれの手が着地する瞬間に、中指の 爪に焦点を合わせながら這っていたと、以前書きました。
そして、この際の歯の噛み方なのですが、左右それぞれの手が着地した瞬間に、
ギュッと力強く噛みます。
ただ噛んだだけでも、脳内の血流がスムーズになることは間違いないと思いますが、 さらに、噛んだ瞬間に脳内のすみずみまで血液が行き渡るように強くイメージ しながら噛むのも大切だと思います。
私の体験から、膝ハイハイのポイントは、以下の二点だと思います。
手が着地した瞬間に
(1)歯をかみ締めること。
(2)脳内に光を採り入れ、この光で頭がよりクリアーになってゆくことを イメージしながら、目をカッと見開くこと。
この二つを実践しながら這ってゆくと、まもなく、手が着地するごとに、 確実に脳細胞にスイッチが入ってゆくのが実感できるようになります。
「歯のかみ締めと採光による意識の拡大」作業のコツはすぐにつかめると 思います。
そして、このトレーニングが本当に楽しめて、何時間でも這っていたいと 感じられる段階まで着たら、三次元的感覚などにも注目しながら這うように するのもいいかと思います。
私の場合、最後まで「延々と続く焦点合わせ作業」ばかりに注目しながら
這ってましたが、それでも凄い効果を引き出すことに成功しました。
膝ハイハイのとき、直角に折り曲げた綿棒を、胴体が口から外に出た 状態で、左右の綿の部分を強くかみ締めながら這うのもいいと思います。
これだと奥歯には力が入りませんが、効果は同じだと思います。
また、こうした道具を使うと、歯のかみ締めが実行し易くなるかもしれません。
ウェンガー博士のトレーニングをやってみて、頭が冴えたこと以外にも大きな 収穫があります。
それは、体が異常な程パワーアップしたことです。
とにかくあまり食べなくても 元気だし、あまり寝なくても大丈夫になりました。
また、クヨクヨ悩みがちだった性格も一転して明るくなり、マイナスな面がすべて 消え去ってしまいました。
本当に四六時中ナチュラル・ハイの状態が続いています。
凄く前向きな性格になってので、何にでも挑戦したいと思えますし、どんな所にでも 首を突っ込みたくなってしまうので、もう少し自重せねばと考えています。
とにかく毎日が怖いくらいに充実していて、ウェンガー博士のおっしゃるように、 頭が良くなったことなど、どうでもよい副産物にすぎないのだ、などと感じられるまでに なってしまいました。
アメリカでトレーニングに成功した人たちも、皆さん一様に「生まれ変わったか、体
の細胞を全部取り替えたかのような至福感」を得ているみたいです。
ウェンガー博士のトレーニングは、この世界にまだまだ溢れている、様々な素晴らしい 可能性への扉を開けてくれる道具の一つであることに間違いないです。
でも、すべての扉を開けようとしたら、やはり仙道などの神秘行もやらないと 駄目なのかもしれませんが、その際にもウェンガー博士のトレーニングは、強力な
スプリング・ボードになると思います。
1)腹ばい運動
(2)膝ハイハイ
(3)うんてい
(4)テープレコーダーで複数の会話を同時に聴き取る
(5)ターンテーブル上の小説を読む
(6)ヘッドフォンを用いた聴覚のモニタートレーニング
これ以外の細かいメニューが、たくさん本に載っていたと思いますが、私は 上記のもの以外は一切やりませんでした。
そして、この6個のトレーニングメニューの内、実行中にその場で脳細胞に スイッチが入ってゆくのを実感できたのは、膝ハイハイと「うんてい」です。
膝ハイハイの場合の効果が始めて実感できたのは、ある瞬間、焦点を合わせていた 中指の爪がキラッと明るく見え、イメージ・ストリーミングで「アテンション・キュー」 を引き起こす映像を見た時のように、一瞬体がビクッとなった時でした。
そして、ここからは非常に感覚的なお話になってしまうのですが、この瞬間に、
頭の中に淡い光を宿した砂粒くらいの大きさの、「点」のようなものが常駐し始めた ような感じがしています。
「光」のイメージをしながら這っていたのが原因かもしれませんが、とにかく 光の点が現れました。
そしてこの日以降、この光の粒を「採光と奥歯の噛み締め」で延々と練り続けた、 という感じです。
ガムを噛むようにクチャクチャと練ってゆきました。
それはまるで、砂浜の砂を乾いた人差し指になんとかくっつけようと、必死に もがいている時、この一見全く意味のない努力がある日突然報われて、ある時突然、
奇跡的に一粒だけ指に付着する瞬間が訪れたようなものでした。
また、「うんてい」の効果は、前に書かせて頂いたように、いったん空中で静止した 体が、再び滑空し始める瞬間、胸がフワーッとなるのと同時に、頭の中がスーッと なる感覚として出現します。
「うんてい」は手を繰り出すごとに、断続的に効果を感じてゆきます。
膝ハイハイの場合と違い、アンダーハンドで渡るという絶対条件さえ満たせば、 あまり工夫を要さず、とにかく、より気持ちよくなるような方法で渡ることだけを 心掛けていれば、効果はすぐにでます。
しかし、膝ハイハイの方は、もっと工夫しないと、なかなか効果を感じられる
ようにならないと思います。
しかし、こちらは、より積極的に、意識を拡大してゆけます。
膝ハイハイがすべてのメニューの中で、一番意識を練るのに適していると思います。
今でも膝ハイハイは毎日1時間やっていますが、綿棒を折り曲げた状態で前歯に くわえながら這っています。
これでも同じ効果が出ています。
また、腹ばい運動ですが、これも絶対に実行すべきメニューです。
そして、この訓練の効果のことですが、私の場合、膝ハイハイや「うんてい」
の時とは違って、やっているその場で頭が良くなる感じはしませんでした。
その効果は、這った直後から暫く持続する視野の拡大感や、眼球コントロール能力の 一時的なアップ、そして気分のスッキリ感として現れました。
ちなみに、これらは今では永続的なものになりました。
また、完全に気のせいかもしれませんが、私が四六時中感じている、異様な 精神的高揚感や、エネルギーの充実感は、腹ばい訓練に原因があるような感じ がしています。
外界からエネルギーを補充したり、体内のエネルギー分配を司っている部位が
体のどこかに存在しているとするならば、腹ばい訓練によって、この部分が 活性化されたような気がしてならないのです。
大げさですが、どこかのチャクラを刺激することができたのでしょうか? また、最近ますます高まりつつある、動物的ともいえる直感的な能力も、
このトレーニングによって開発されたのだと思います。
それと、腹ばい訓練は、とてつもない安心感を与えてくれます。
「自分は確実に進化しつつあるのだ」という自信が、何故かこのトレーニングを やり始めると、間もなく身体の内奥から湧き上がって来ます。
これから膝ハイハイを始めようという方でも、ある程度強く前歯で綿棒を噛むか、 何も使わないで奥歯を噛めば効果が出るとおもいます。
むしろ大切なのは噛むリズムだと思います。
私は以前は自分の部屋(6畳)から出発して廊下を通り、それから他の2つの 部屋の中に入ってゆく、という方法でした。
しかし、どうしても深夜にしか訓練ができない日があるために、途中から思い切って 自分の部屋の中だけでやることにしました。
けれど、腹ばいの目的はただいたずらに距離を進む事ではなく、床の上にべったりとへばり付いて 1次元的感覚を存分に楽しむことにあると思いますので、6畳あれば十分だと思います。
私は一度に10分間腹ばいをしますが、10分間で1メートルも進まないことの方が多いです。
また、膝ハイハイの目的は私の場合、周りの景色には全く注目せず、ただひたすら
両手の中指のみに注目しながら這うという、「延々と続く焦点合わせ作業」だと勝手に 決め付けています。
単調な景色は全く気になりません。
それと、以前はかなりのスピード で這っていましたが、とにかく完全に爪に焦点が合ったのち、初めて次の手を進めない限り、 効果が無いと感じるようになってからは、かなりスピードが落ちました。
結果、折り返しの回数も大幅に減少しました。
やはり6畳の部屋で十分だと思います。
私は前の景色を見ながら這うことはめったに無いです。
顔を床から数センチの距離に置いて這うことが多いです。
この場合、左右の景色のみを見ることになります。
それと、完全に目を閉じながら、左右の頬を交互に床に擦りながら這うことも多いです。
あとは、目の焦点をぼやけさせながら、首をグラングラン振って這う方法もとっています。
これはなかなか気持ちいいです。
いずれにしても、なるべく頭の中を空っぽにして、自分がまるで爬虫類に戻ってしまったかのように心がけながら、 本能の命じるままに這うようにしてます。
ただ、あまりにもダラダラと這っているため、よだれを垂らしていることがあります。
視覚の面において、膝ハイハイと腹ばいの場合には大きな違いがあると思います。
膝ハイハイの場合は、可能な限り明るい照明の下、完全に目の焦点を合わせながら這う必然性がありますが、 腹ばいの場合は、部屋が薄暗くても、目の焦点がぼやけていても、極端な話、目を開けていなくても大丈夫だと思います。
進む距離の劇的な短縮は、私が「どうすれば最大限に気持ちよくなれるか」 と色々と試しているうちに、たまたまたどり着いたものです。
今の私は10分で1メートル進む這い方が最も気に入ってます。
もう少し進んだ方が気持ちいい、とお感じになる方も当然いらっしゃると思います。
私は、この訓練を「匍匐前進」と考えてやってたときには、あまり効果が感じられませんでした。
私はこれに加え、「聴覚のモニタートレーニング」とターンテーブルの訓練も行っていますが、 振り返ってみると、枝渡りと二種類のハイハイ、そしてマスキングだけでもよかったのでは、と思います。
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