イメージストリーミングの掲示板関連スレのまとめ。ウィン・ウェンガー「頭脳の果て」のイメージストリーミング、イメストに役立つレスのまとめ。里美氏のイメスト、イメージストリーミングの具体的なノウハウや効果等。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/5611/1076652382/
私は前に木炭画のレッスンを受けていたのですが、先生は、レッスンを重ねて行くと、 やがて、ふだん見慣れている街の景色が変化して見えるようになる、 より多くの物や色が見えてくるようになる、と言っていました。
人間が、ふだんどれだけまわりの世界を見ているか、という事と、
イメージストリーミング中に見える映像との間には、大きい関連性があると思うのです。
これからイメージストリーミングの練習と平行して、デッサンもやろうかなと思ってます。
私が常に念頭に置いているのは、「ポールブリッジング効果」 のことです。
どんな方法でイメージストリーミングをすれば、 この効果を最大限引き出せるのか、忘れてはならないと思います。
あと、情景を鮮やかに描写するための、日本語の語彙力の必要性を感じました。
それと、イメージを自由に展開してゆけるために、イメージの空間を 広げてやる努力も必要だと、どこかで読みましたが、そのためには、普段から 情景描写や心理描写の豊かな小説をたくさん読んで、文学批評でいう、視点 (point of view )をたくさん備えてゆくのも、一つの方法かな、と思いました。
そこで、私はこの問題を手っ取り早くクリアーするために、丸山健二氏の 「千日の瑠璃」を使ってゆこうと思います。
イメージストリーミングを始めてまだ日は浅いです。
こういう感じでやってます。
(1)目を開けたまま、部屋の中や雑誌の中の物・景色をひとつ描写。
(2)目を閉じて想像上の風景・建物をひとつ描写。
または、記憶から呼び起こした風景・建物をひとつ描写。
ただし、この最中に突然イメージが勝手に変化してゆくようなら、 描写対象をこちらにシフト。
(3)目を閉じて、その瞬間ごとに心に浮かんでは消える物を次々と描写。
つまり、純粋なイメージストリーミング。
私は、(1)と(2)はそれぞれ10分、(3)は1時間やってます。
今日までやってきた感想は、(1)ができれば、(2)は簡単かな、ということ。
(3)はやはり難しい。
それと、目を閉じた状態でも色々と鮮やかに見える人は、普段から世界をよく
観察している人だな、ということ。
実はパートナーや、テープレコーダーを相手にしてやったことがありません。
キオークマンを着けて、自分の声を聞きながらやってしまってます。
ウェンガーの肉体的な方の訓練メニューのなかに、大脳を鍛えるため、 ヘッドフォンとマイクを使って自分の声を聴くやつがありますよね、
あれの効果も同時に得られないかなと思って、 悪いとは知りながら続けてしまってます。
でも、今晩からはsasuさんのおっしゃる通り、 テープレコーダーがお相手です。
やっぱり最後のトビラを開くのは、パートナーかテープレコーダーですよね。
これを無視していかに多くの人が、イメージストリーミングは効果なし、 と決め付けてしまうか、どっかに書いてありましたもんね。
イメージストリーミングをやってらっしゃる方は 頭に思い浮かんだイメージを説明しているんでしょうか? それとも、自律訓練法の黙想練習のように 瞼の裏に浮かんだ映像を説明しているんでしょうか?
↓
私は目を閉じた状態で、瞬間的に頭に思い浮かんだイメージを描写してます。
これこそが、純粋に自分の右脳から送り出されたイメージで、このイメージ しかイメージストリーミングには使えないみたいだからです。
「この物体をイメージしよう」と考えて頭(瞼の裏)にイメージを浮かべて、
それを描写しても、それでは単なる従来のイメージ法どまりみたいです。
イメージ力はアップするでしょうが、「ポールブリッジング」効果 を起こすことに主眼を置いた、イメージストリーミング とは違うイメージ法になってしまうようです。
右脳が送り出す無意識的なイメージを、 左脳が司っている言葉で捕まえる、 意識レベルまで引っ張り上げることにより、 今まで存在しなかった、新たな回路が両者間に誕生するそうです。
「ポールブリッジング」とは「極の間の橋渡し」という意味だそうです。
人間の脳には、右・左の極のセット以外にも、上・下や、 その他の多くの「極のセット」があるみたいです。
単なる視覚的な描写だけだと、右・左のセットしか巻き込めないみたいですが、
五感をフルに使った描写をすると、すべての極のセットを巻き込めるみたいです。
これにより、IQはもちろん、すべての脳機能が全体的にアップするといいます。
イメージストリーミングをやってて思うのは、 瞬間的に頭をかすめるイメージは、純粋に右脳が送り出したイメージ だと思うのですが、いったんイメージの流れを静止させて「どれどれ」 という感じで細部を描写し始めると、そこには、
私の創作が入り込んでしまうのでは、ということです。
たとえば、瞬間的に一つの花瓶が見えたとき、「バラが一本差してある、 細長い、水色の花瓶」といった程度の描写にとどめておけば、これは純粋 な、右脳からのイメージの範囲内だと感じます。
まあ、私が一瞬で捉えられる映像の解像度はこんなレベルですけど。
そして、ここで、次に変化しようとするイメージを意識的にとめ、 「花瓶の側面にはシャム猫の子猫が二匹、白いベンチの上でじゃれあう姿が ふきつけられていて・・・」みたいに描写を進めてしまうと、「水色の花瓶」
以降の描写は、自分の創作になっている感じがします。
イメージストリーミングに使えるイメージと、そうでないイメージを交互 に描写するしかないのかな、と思います。
純粋な右脳からのイメージばかり 描写してたら、名詞を機関銃みたいにまくしたてるだけになると思います。
今のところ毎日、完全に視覚だけのイメージストリーミングになってます。
イメージの視覚的な空間を広げてあげる必要があるのと同じで、 私の場合、イメージの世界における、視覚以外の五感の世界を 広げる努力も必要だな、思いました。
そこで、今晩は、さまざまな花の咲き乱れる、広いお花畑を想像して 「ここはこういうバラの香りがする、あそこまで進むとどんな香りがするのか」 というふうに、イメージの世界で、さらに香りに対して敏感になれるように、 嗅覚に力点を置いたウォーミングアップをしてみようと思います。
それと、普段からいろいろな香料を実際に嗅いで、 イメージストリーミング中にお花などが見えてきたら、 鮮明な香りも漂ってくることを目指し、 脳内の香りの在庫を増やしてゆこうと思います。
照明の明かりをしばらく見つめてすぐに目をつむると、普通は残像が ほんの数秒間しか持続しないけれど、注意力と、「描写」によって持続時間を 大幅に伸ばせるようになると博士は書いておられます。
極端な人は、4時間も残像が継続したそうなんですよ。
これって、オーラ眼鏡によるオーラ視能力の開発に応用できると思いません? オーラ眼鏡を通じて照明を見た後、その残像の継続時間が長ければ長いほど、 オーラ視に関係する目の部分(名前は忘れました)が刺激できるんですよね?
http://winwenger.com/faq.htm
ウェンガー博士のサイト内の上記の部分に、イメージストリーミング をやっている人々のための「質疑応答コーナー」があります。
全ての質問が興味深く、それに対するウェンガー博士の回答も大変参考になり ます。
関心をお持ちの方はご覧になられてはいかがでしょうか?
60分連続でトレーニングするよりも、10分ずつ、6回に分けて生活の中に ちりばめた方が良いかもしれない、というアイデアを、ここから頂きました。
イメージ・ストリーミングの前段階のトレーニングで、私が最近やってる やつを一つ紹介させてもらいます。
最初に、キオークマンを頭につけて目を閉じ、空想上のヘリコプターの コックピットに座っている場面を想像します。
そして、ヘリコプターを操縦中に、迷子になった場面を想像します。
コックピットのまわりでは、見知らぬ街の風景が、ビュンビュンと過ぎ去って いきます。
知らない街並みが次々に展開しています。
そして、私の所在地を見つけて、私を助けてくれようとしている管制官と
無線で交信しています。
目の前や周囲の景色を、できるだけ事細かに描写して、なんとか管制官に 伝えようとしています。
以上なんですが、実はこれを、アメリカのイメージ・ストリーミング
専門の掲示板に、2月26日に英語で投稿しました。
そしたらなんと、3月22日にウェンガー博士ご本人からお返事が来ました。
「あらかじめセットアップしておいた質問に対する答えになるような場所に、 ヘリコプターが飛んでいくようにイメージするのも良い」という改良点まで
指摘して頂けました。
イメージ・ストリーミングに上達した人が試せる応用テクニックの一つに パートナーと組んで一緒にイメージ・ストリーミングを行うやつがあります。
そして、これと『仙道錬金術房中の法』に出てくる「神交法による房中術」 の間には何か共通するものがあるような気がします。
「神交法による房中術的効果」というものが存在する、という知識を互いに 持つ、深い知恵を備えた男性と若い女性のペアでイメージ・ストリーミング を実行した場合、何かしらの房中術的効果が発生するような気がしてならない ですが…
もう一つ興味があるのは、パワースポットの上に目を閉じて座り、大地の気と 感応しているうちにイメージ・ストリーミングをスタートさせたら、いったい どんな映像が見えるのか?ということです。
この場合、通常のイメージ・ストリーミングのように自分の潜在意識の中の
映像のみが見えるのではなく、「大地が送ってくれるメッセージ」のような 映像も見えてくるのかな?と思ってしまいます。
イメージ・ストリーミングで使用した録音済みのテープをどうするか? という質問をした人に対して、ウェンガー博士は‘chain-taping’process 「チェーン・テーピング法」という方法を推薦されています。
そのやり方を下に書きます。
(1)まずイメージ・ストリーミングを普段通りテープに録音しながら行う。
(2)テープレコーダーを、もう一台用意する。
(3)一台を使って(1)のテープを再生する。
ただ聴くのではなく、最初の イメージの世界を追体験し、これを聴きながら、新たに イメージ・ストリーミングがスタートするように聴いてゆく。
二台目はこれを聴きながら行うイメージ・ストリーミングを録音する
ために使用する。
(1)のイメージ・ストリーミングをそっくり再現しようとしては駄目 だが、全く同じ映像が現れてきた場合、これを拒絶するのも良くない。
最初のイメージ・ストリーミングをベースにして、さらなる
イメージ・ストリーミングを行ってゆくことで、最初の映像に潜んで た、より深い意味が明かされてゆくことを期待しながら行うのが大切。
(4)さらに、このテープを使ってイメージ・ストリーミングの「上乗せ」を 行うのもよい。
この方法を試せば、通常のイメージ・ストリーミングだけを訓練して ゆくのと比べ、知覚力や物事への理解力が格段にアップするそうです。
イメージ・ストリーミングって本当に凄く効きますよ。
私はずっとウェンガー博士の肉体的なトレーニングを中心にやってましたが、 今では完全にこっちに切り替えてます。
博士も力説しておられるように、いつかはIQ300の天才も夢ではないと、
最近マジで感じるようになりました。
ほんと、自己開発法の最終兵器って感じです。
イメージ・ストリーミングの技術の全貌は、sasuさんがすでに ご紹介して下さっていると思います。
あとは、テープ・レコーダーに録音 しながら行うか、誰かに聴いてもらいながら行う、という1点だけを厳密に 守ってゆきさえすれば、どんなイメージ・ストリーミングになってしまっても
よいのではないでしょうか? ウェンガー博士によると、それさえ守れば、自分でいかようにも調整してゆけ るし、すぐに訓練の効果が実感できて、知能の向上も望めるそうですよ。
私の場合は「映像が見えない人向けのバックアップ・テクニック」を色々と
試したり、「キオークマン」を装着して自分の声を聴きながらやってみたり、 と色々遠まわりしてたのですが、ある日、sasuさんからテープ・レコーダーの 必要性をあらためて指摘して頂いてから、ようやくテープに録音しながら やれるようになりました。
この日を境に、本当にイメージ・ストリーミングが
できるようになりました。
本当に映像の質が変化したんです。
それまでは、何故か、ごく単純な作業なのに、テープをセットすることに強い 抵抗を感じてました。
抵抗というよりも、実は恐怖感を抱いてました。
テープを使うと、即座に本物のイメージ・ストリーミングが始まってしまい、
自分が変化してしまうのが、頭の隅っこでは分かっていたからです。
アメリカでイメージストリーミングを訓練している方々も、テープに吹き込む ことの大切さを十分に理解していながら、ついつい怠ったり、テープに吹き込 むこと無く、それよりもはるかに困難な補助テクニックをあれこれと試して
いるみたいです。
そして、ウェンガー博士のもとには世界中から実にたくさんの方々が、 「映像が見えないのですが、どうしたらよいでしょうか」という質問を寄せて くるそうですが、こうした質問には、まず、とにかくテープに吹き込んでみて
ください、と博士は返答なさっているそうです。
私の感想なんですが、イメージ・ストリーミングの訓練で、最も難しい局面は 、テープ・レコーダーに録音するという、何でもない作業に、いかにして脱落 することなく、到達できるか、ということだと思います。
私の場合、本当に難しかったです。
イメージ・ストリーミングがいまのところ順調 なのは、育った環境のために、短歌や詩を作ることに幼いころから 慣れ親しんでいたことや、デッサンを習っていたことも関係あると思います。
短歌や詩によって(ウェンガー博士によれば、イメージ・ストリーミングの
場合よりも、言語化への要求度は高い)頭の中のイメージを言葉に置き換える 作業に慣れ、そしてデッサンによって、風景や静物を事細かに観察することに 慣れていたためか、私の場合は、イメージ法というものに関する下地が一般の 方々よりも、ほんの少しだけあったのかもしれません。
それで、ご質問の件ですが、私がイメージ・ストリーミングを始めた頃は、 例えば、円筒形の花瓶を底から見上げた映像でスタートした場合、「円」 という共通項を持つ他のいろいろな物体に、映像がひたすら変化してゆくだけ で、突然そこに未知の映像が飛び込んでくる、といったことはほとんど
ありませんでした。
とにかく、最初に見えた物体の形と同じ形の他の物体が どんどん見えてくるだけでした。
こういう場合は「この形をした物体は、他に どんなやつがあるかな」という感じで、私の左脳が無意識のうちに介入して いたせいだと思います。
それで、こんな感じで1時間ほどやってると、何回か突然体がビクッとする 瞬間が訪れます。
これを「アテンション・キュー」と呼ぶのですが、とにかく 、これが来た瞬間は、何か異質というか、思いがけない物が見えた時です。
そして、この映像こそ、純粋に右脳から送り出されたイメージだそうです。
そして、イメージ・ストリーミングとは、理論的に言えば、右脳が送り出して くる、この純粋なイメージ(右脳活動の極みの一つ)を言語化する、つまり言葉 で描写する(左脳活動の極みの一つ)ことにより、脳の中の、右と左という 2極の間に、神経の橋渡しをすること(ポール・ブリッジング効果を起こす)
に他なりません。
そして、これが実現されれば、この2極間に存在する脳細胞 も連結してゆくそうです。
しかし、これはあくまでも理想であって、常にこんな純粋な映像ばかりで イメージ・ストリーミングは成り立っているのではありません。
けれども、訓練が進んで行くにつれて、こうした映像の占める割合が少しずつ 増えてゆくみたいです。
イメージ・ストリーミングを何に録音するか?というご質問を他にも 多くの方から頂きましたが、ここでまとめて答えさせて頂くと、録音機能を 備えた機材ならば、何でも良いそうです。
他に、本物のアロエや、熊のヌイグルミでも、あなたがそれに完全な人格を
与えている(幼い頃、私の熊のヌイグルミは、本当に私の話を聴いてくれてる と思ってました)物ならば、旅行先なんかで、代用できると思います。
「腹ばいの訓練」のおかげで、イメージの流れがスムーズになったと考えています。
「頭には、この刺激がズバリ効く!」のなかには、イメージ・ストリーミングの良き 補助テクニックになる訓練メニューが、いくつか紹介されていると思います。
特に、腹ばいになって床の上を進む訓練と、ヘッド・フォンとマイクを用いて行う 「聴覚のモニター・トレーニング」は私の場合、停滞していたイメージの流れを
スムーズにしてくれました。
それと、母国語の語彙を増強することの有益さについて、あらためて開眼させてくれた のも、この本だったので、ストリーミングを実践している方々には、とても参考になる 本だと思います。
また、朝日新聞社から現在も出ている、丸山健二氏の『まだ見ぬ書き手へ』という本の 第2章はイメージ・ストリーミングをやっている者として、大いに納得できる記述に あふれていると思いました。
テープレコーダーを設置する際の、自分との距離・位置の違いによって、 映像の質が変化する方もおられると聞きました。
これから試してみようと思います。
正面に2台以上置いたり、背後にも置いたりするのも試してみるつもりです。
私は毎日30分だけイメージ・ストリーミングをしているのですが、最近なぜか 二本の対角線が引かれた正方形のイメージが、イメストをしてない時でも、 いつも頭に浮かんでいます。
そして、だんだんとその中心が開いてきて、四つの三角形に分離し始めているのですが、
これが何を意味しているのか、全く意味がわかりません。
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