ヴィパッサナー瞑想法掲示板スレのまとめ。「頭は3週間で良くなる」にも通じる知覚、身体感覚を鋭敏化させる瞑想法。ヴィパサナ瞑想的脳力開発法。
http://makimo.to/2ch/academy2_philo/1042/1042029270.html
ヴィパッサナー瞑想とは、 座ってイメージに集中したり、マントラを唱えたりする瞑想ではありません。
(それはサマタ系の瞑想というらしいです。
) 日常の行動の中、行う瞑想で
瞬間々々、現在にいつづける行為のようです。
ふだん心を悩ます未来や過去への妄想をたちきり、 目の前にあるそのままの現実だけを、十二分に味わうテクニックです。
現実を客観的に見続けることで、苦も楽も、中立的に見られ、 それに振り回されない自己が養われるようです。
原始仏教では、ヴィパッサナーは悟りを観る唯一の道だそうです。
(でも、悟りが何かは知りませんが。
)
ヴィパッサナーの、おおざっぱなやり方を説明しますと、 初めは身体の気づきからはじめます。
たとえば、歩くという行為に対して、微細な感触を感じ、 それに心の中で言葉にし、確認してゆきます。
(だだ、本でみると、言葉にしないヴィパッサナーもあるようです)
「右足があがった」「右足が進んだ」「右足が床にふれた」というように、 感覚の後に言葉をつけますが、 大事なのは言葉よりも、体の実感に集中する事のようです。
マハーシとゴエンカの違い 1 (あくまで私見)
幾つもあるが、まず目に付くのは、 マハは、ラベリングの確立から修行が始まること。
ゴエは、初めから終わりまで、ラベリング否定。
その観点からマハーシを批判する。
しかし、実際に、マハーシをある程度までやった人は、 ラベリングは本質的な問題ではないことは知っているはず。
自転車に初めて乗るときに、補助輪つきの自転車で練習する。
それと同じこと。
乗れるようになったら外せばいいだけ。
(実際には、身についた時点で自然に外れる。
気がついたら外れていた、と云う経験を重ねるうちに理解できるはず。
ただし、“自分で”外すことはやめておいたほうがいい。
自然に外れるときが、外れるべき時。
自覚的にやるべきことは、ひたすらにラベリングを、 切らすことなく入れ続けることのみ。
)
問題は、satiであって、ラベリングではない。
この点に於いて、見解の相違はない。
よく、ラベリング(言葉で現実にレッテル貼ること)を根拠に Vipを否定する人を見るが、これは、実際にやり込んでいない人の 言うことではないのか? と常々感じる。
まともなVip指導者なら、ラベリングの弊害・功罪は理解した上で、
ラベリングを使う指導を行っているのではないのか。
私にとって、バグワンの本に書かれているヴィパッサナーは、まったくヴィパッサナーではないし、 ティク・ナット・ハンの本に書かれているヴィパッサナーも、真性のヴィパッサナーとは思えない。
(それは、テーラワーダの皮をかぶった大乗仏教だろう)
取りあえず、 テーラワーダのアビダンマ教学を理論的背景にした実践技法がヴィパッサナーである、 としておくべきだろう。
>でもさ、そんな事をしていたら、ゆっくりしか歩けないし、走る時はどうするの?
「走ってる、走ってる」 あるいは、 「急いでる、急いでる」
これは役に立つ本なのかもしれない、、、
「やさしいフォーカシング」(コスモス・ライブラリー刊)\1,800
フォーカシングとは、「からだを使って、自分の気づきを促し、こころを癒していく」現代心理療法のエッセンスを凝縮した方法だという。
ジェンドリンが、カウンセリングの成功例を研究しているときに、成功事例にはクライエントの側にある共通の特徴があることを発見した。
それはクライエントが、面接のどこかで「話し方がゆっくりになって、言葉の歯切れが悪くなり、その時に感じていることを言い表す言葉を探し始め」るということ。
自分の内側の「心とも身体ともつかない曖昧な漠然とした感じ」を確かめるように話していたのである。
この「内面の曖昧な感じに触れる」という内的な体験のプロセスをジェンドリンは、フォーカシングと名づけた。
先に紹介した『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』の著者、トールは、「自分の感情を知るのが難しいなら、からだの内面にあるエネルギー場に、意識を集中させてみましょう。
からだを内面から感じるのです。
これで自分の感情を感じることができるはずです」と言っている。
トールも、からだの内への気づきを重視しているのだが、フォーカシングは、それを誰もがいつでもできる取り組みやすい技法(わざ)として方法を確立。
心理療法から生まれでたこうした細やかに洗練された方法を利用しない手はない。
「フォーカシングは、からだとの信頼関係を結んで、からだの気づきを通して、この自分自身の豊かな部分が伝えてくれる智恵に耳を傾けられるようにしてくれます。
フォーカシングは、からだが大声で叫び出す前に、ささやいているうちに、そのささやきを聴けるようにしてくれます。
フォーカシングは、内なる正しさの感覚にかなうよう、人生を変えていきます。
」 その変化は、おだやかでゆっくりしたものであるようだ。
ヴィパッサナー瞑想も一瞬一瞬の体内感覚への気づきを重視するが、あわせてフォーカシングを学ぶことは、体験を深めるのに役立つのではないかと思う 自分のからだを観察して、何か感じをつかんだら、その感じをただそのままそこに置いておく。
自分で判断を下したり、自分の感情を回避したり、なぜそう感じるのかを突きとめようとしても、結局同じところにとどまるか、もっと嫌な気分になるかだろう。
「あなたの感情をあるがままに置いておくことができたなら、その時こそ、感じが変わるのです。
変えようとすると、変わらないのです。
」
誰がやってもそれを感じ取り、意識の光にもたらす、つまりあるがままに置いておくおくことができるよう、ひとつひとつステップを踏んで進んでいけるよう、工夫されている。
私も、自分ひとりでいつでもどこでもできるフォーカシングの方法をぜひ学びたいと思った。
文章はやさしく、説明はかゆいところに手が届くような細やかさだ。
「あなたの内的な体験と関係を持つということは、あなたが、感情の中に入り込まないで、感情のそばにいることです。
……感情との関係を保つことで、より簡単に変化が起こるということです。
あなたの感情を大きな湖だと考えてみましょう。
次のどちらか一つを選んでください。
湖に飛び込むか、湖のそばに座っているか、フォーカシングは、その感じの中に飛び込むのではなく、あなたの感じていることの『隣に座って』いる時に、一番うまくいきます。
」
フォーカシングとは、自分自身の内的な体験と友だちになるようなものだと思ってください。
本当の友情のためい大切な要素としては、認めること、許すこと、忍耐すること、好奇心を持つこと、尊重すること、暖かい気持ちを持つこと、歓迎すること、共感すること、思いやりをかけること、愛することなどが考えららます。
・・・・あなたの内側に何か感じがあると気づいた時には、『こんにちは。
そこにいるのを知っているよ』と、その感じに向かって言ってください。
」
↓
フォーカシング昔読んだ。
マハーシ方式やってるものにも参考にはなったけど、 ゴエンカ氏のとこの感覚メソッドを身に付けるほうが 実用的。
と思う。
マハーシ系
http://www.satisati.jp/
http://www.j-theravada.net/index.html
ゴエンカ系
http://www.jp.dhamma.org/
多分、君は、気づいていようと思っても上手くできなくて、 それでラベリングが補助輪になると考えているんだろうけど、自分はそれは賛成できない。
じゃあ何が役に立つのかって? 初期の時点で自分が役立つと感じたのは、音を聞くことだね。
体を動かす時にいつも自分の立てる音を聞いていること。
足音、指がキーを叩く時に立てる音、ため息、エアコンの音、それら様々な音にいつも敏感でいることだね。
ラベリングはこういった敏感な聴覚の妨げになりやすいんだよ。
参考URL
#http://www7.ocn.ne.jp/~kan-gyo/kris_21.html
音を昨日試してみましたが動いているときは都合悪そうでした。
↓
音を聞く場合は、静かに座って聴きます。
最初はソロを聴きます。
すこし遊びがほしくなるとカルテットを 聞きます。
複雑な音の遊びが理解できるようになると、立派な 音老人。
音老人はオーケストラを好んで聴くようになります。
どこでその音が鳴っているのかを見て観察する方が良い。
動く時は最初の内はとにかく自分の立てる音に気を配るのがポイント。
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践 (地橋 秀雄)
本格的なヴィパッサナー瞑想の実践マニュアルを、独習用テキストとしてまとめ上げた決定版になっている。
「サティ」という気づきの技法が、これほど緻密に、分かりやすく説明されているのは驚きに値する。
さらに、ヴィパッサナー瞑想の本義でもある「心の清浄道」の実践マニュアルとして、心の反応パターンを正しく組み替えていく技法の数々が紹介されているのは圧巻である。
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自分を変える気づきの瞑想法―やさしい!楽しい!今すぐできる!図解実践ヴィパッサナー瞑想法(アルボムッレ スマナサーラ)
こころを育てて自分を変えてみませんか?毎日のストレス、悩み、苦しみばかりの日々に疲れていませんか?こころが落ち込むと次々と不幸が押し寄せてきます。
気持ちが明るく元気になれば人生はうまくいきます。
今すぐカンタン、その場で試せる“ヴィパッサナー瞑想法”このとっておきのトレーニングであなたは変われる!なりたい自分になる一番簡単で唯一の方法。
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ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法(マハーシ長老)
ミャンマーのマハーシ長老(1982年没)により42年にミャンマー語で発表されたものの初の邦訳。
自己を見つめることによって自己清浄と完全な悟りを得る瞑想法である。
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やさしいヴィパッサナー瞑想入門(アリンナ ワイスマン)
西洋人女性瞑想指導者によるヴィパッサナー瞑想の入門書。
厳格にテーラワーダ仏教の伝統式形式に沿ってまとめる。
ダルマの世界、ブッダの教えに導く一冊。
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ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法(ウィリアム ハート)
ヴィパッサナーは、からだと心の現実を探索するきわめて実践的な瞑想法である。
この瞑想法をおこなえば自分のなかにひそむ問題をさらけだし、それらをすべて解決することができる。
さらに潜在能力をフルに発揮させ、自分の幸福のみならず全人類の幸福のために、その能力を生かすことができるだろう。
永年ミャンマーの仏教徒の間で伝承され、それ自体にはまったく宗教的な色彩がなく、どのような背景を持った人でも受け入れ、実践することができるヴィパッサナー瞑想法を理念から実践法まで解説する。
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