ヴィパッサナー瞑想法掲示板スレのまとめ。「頭は3週間で良くなる」にも通じる知覚、身体感覚を鋭敏化させる瞑想法。ヴィパサナ瞑想的脳力開発法。
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/psy/1164847093/
言葉がなかなか出てこなくて、どんな言葉がいいだろうと考えてしまいます
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そのときは「考えている、考えている」とサティします。
過ぎ去ったことにこだわらず、ひたすら今の瞬間だけサティしつづけます。
言葉が出ようが出まいが関係ないです。
出なくて困ったり、考えたりしてるのが今の瞬間であり、それに気づいたら、その困っている状態や気持ちや考えてているというそのことそのものにサティします。
ヴィパッサナーでスロー歩きしているから、なんでもかんでもスローがいいと思ってるんじゃないの?
あれは、あくまで初心者がサティをつかみやすくするために、スローでやってるだけであってね。
スローがいいという意味ではない。
眠気は克服できるまでひたすらサティして頑張る。
私も瞑想を始めた頃、眠気が克服できず、長老にさんざん泣きついたが、「眠気、眠気」とひたすらサティして頑張れと言われ、ひたすら頑張っていたら、ある日、忽然とあの絡みつくようなしつこい眠気は消失してました。
克服するまで頑張らないから克服できないだけです。
眠気以外にも様々な障害が生じますが、ただひたすらサティしていくだけです。
別のお坊さんに聞いた話ですが、ある現象がもう10年以上も続いている修行者もいるが、それもただひたすら粛々と
サティしていくしかないとのことです。
集中つっても、2種類の集中がある。
ひとつは、1点集中。
これやると視野が狭くなる。
右足と左足にしか集中しない奴は車に引かれることになる。
もうひとつは、意識を拡大するという意味の集中。
集中の妨げになるのは妄想であり心のおしゃべりである。
この観点からは、1点集中は一部のみ集中しているということになる。
前者は日常使われる集中と同じ意。
だから、瞑想では後者を練習することになる。
しかし、現代人は妄想があまりにヒドイので、まずは右足を左足に意識を向ける稽古から始める。
そのうち、右足、左足を含めたすべてのものに意識を拡大することになっていく。
こうなってくると、全宇宙にまで自分の意識が広がるので、いわゆる虫の知らせとか起きるようになる。
俺の理解は、たとえるなら、本を読むとき、今読んでいる文字だけではなくその行全部、さらには隣の行も、さらにはページ全部も、さらには本の周囲に見える自分の手や机や本棚などすべて、さらには視界に入らない状況までにも意識が行くような感じ。
疑似体験としては、残像トレーニングをやってみると、実際に体験できかと。
真ん中の点しか見てないはずなのに瞼を閉じるとそれ以上の視界まで残像として残る。
まあ、この場合は視界の範囲に限定されるが。
たしかに、スマ氏は意識の拡大とか言ってないかもしれないけど、彼が単に右足に集中すればOKというとも思えない。
意識の拡大への第一歩として、まずは右足に集中して、これまで無意識に出していた右足に気づけ、そうすることにより心のおしゃべりを止めることができると言いたいのでは。
他板でも、右足瞑想は入門だと聞いたような記憶があります。
ビパナしながら松果体に集中するようにしてみてください。
さらに気持ちよくなると思います。
寄り目にして鼻先を凝視すると頭の中に突き上げるものを感じると思います。
その辺りが松果体です。
松果体が振動しだすと唾液が甘くなりますよ。
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松果体に集中してやるヴィパサナって面白そうですね。
どういう流派ですか?
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チベット密教系かなぁ、あえて云えば。
ヴィパサナだけでは究極的には足りないと思いますよ。
ヴィパサナを防護壁にして必要なエネルギーを取り込むとかが必要だと思います。
ただ長くヴィパサナやってると、自然とエネルギーが集まる気がしますね。
松果体が励起してこそ本懐が現れると思います。
「膨らみ」「縮み」より「吸います」「吐きます」のほうが集中できるんだけど、こっちじゃダメ?
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より主観的・能動的になるからだめなんじゃないかな
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それでもいいです。
続けているうちに自然と変わるでしょう。
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経典的にはそれで正しい。
「吸う、吐く」と呼吸を捉えることが難い人は、お腹の「膨らみ、縮み」を観察すればいい、ということです。
普段呼吸は意識されずに無意識にやってるよ。
それは反応です。
自然ではないよ。
瞑想するときは最初意識的に呼吸が始まる。
そのときには意思を含めて確認します。
吸います、吐きます。
吸い初めと吸い終わりも確認してください。
最初から膨らみ縮みだと日によって瞑想のできが変わってしまいます。
最初から事実確認はできません。
座禅するときの胡坐みたいな独特な座り方あるよね?
あれ、どういうふうに座るの?
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蓮華座でぐぐれ。
深呼吸や強い腹式呼吸は逆効果。
普通量の呼吸からトランスに入るごとに徐々に浅くなります。
左足の太股の筋肉が右足に押されて下に飛び出してうまく座れない...
床の上に座ると左膝が空中に浮いてしまう...
坐蒲の上に座っても左尻が飛び出ているので身体が傾く...
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with ふっくらクッション
座禅のときの手って場所決まってる?膝の上に置くのが一番楽なのでそうしているんだが。
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自分の心が落ち着くやり方でおk。
坐禅では右の手を左の手の上に乗せて親指同士をくっつける法界定印ってのがあって楕円状のところに心を置くとか、動きやすい右手を左手の下に置くことで騒ぎをやめるとかの意味がある。
瞑想って長い時間やったほうがいいの?3時間とか書いてあったんだが。
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乗ってるなら長い方が良い。
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瞑想さいちゅうの質によるんでじゃないでしょうか。
でも、その質を判断するのは、本当はなかなかむずかしいらしいので瞑想の時間が取れるなら長いければ長いほうがおうおうにしてよかろうとぼくは思ってますけど。
蓮華座やっても足が痺れて30分が限度なんだが。
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30分も座れれば十分。
足が歪まないように時々組み替えるといいよ。
地橋さん肉食べないね。
肉食やめたほうが瞑想にはいいらしい。
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知人の僧侶(大乗)から、肉食しないほうが体の抵抗力が上がるから、厳しい修行にも耐えられると聞いたことある。
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たしかに肉食ってないはずの坊さんの体力は異常 永平寺の掃除のシーンとか軍隊かとおもた。
瞑想をすると過去の嫌なことを何度も思い出すんだが、何か対策ある?
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その感情を抱くのではなく、その感情の中に入って、中からその感情が起こったシチュエーションを観察します。
そうすると、その感情は霧散して行きます。
感情は抱くから揺さぶられるのです。
その中に入って冷静に経緯を見つめることによって解消することが出来ます。
強い人は自分に立ち向かい、弱い人は自分から逃げようとする。
強い人は心を克服し、弱い人はいつまでも心に振り回される。
心が落ち着くものならそれはサマタ瞑想ですって長老が新著に書いてた気がする。
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ヴィパッサナーで落ち着いても結局その時点ではサマタだとも取れるな。
ゴエンカ氏の本を読んでみたけれど、具体的なヴィパッサナーのやり方は書いていないね。
ゴエンカ氏の考え方だと、ラベリングのようなものは「マントラの役割を果たしてしまう」という理由で否定しているみたいだから、スマ氏らが言うような「右足、左足」と唱える方法はとらないような気がするんだけれど。
ゴエンカ氏の所では、どういう風にヴィパッサナー瞑想をやっているんだろうか?
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書いてあるとおりだよ。
まず呼吸を観察し集中力を鍛えて全身を舐めるように観察して生滅を知る。
http://homepage2.nifty.com/yokido/10.meditation/meditation0.htm
ここに体験記があるから見てみて。
意識の90パーセントは感覚を感じることに 集中しろとあった。
だからラベリングってのは余計な妄想しないためにやるってだけじゃないかな?
だから私は手足の動きがないときは雑念が浮かばないようにあわてて「息を吸います」「ゆっくり吐きます」ってラベリング(実況中継)してる。
たとえるなら、マハシはヴィパッサナー山自体を一歩一歩克服する方法。
パオはいろんな山を登って禅定という登山能力を開発し、ヴィパッサナー山を一気に登頂することを目指す。
マハシなら少しずつヴィパッサナー山自体を上るから、その高さに応じた景色=智慧を身につけることができる。
他の山の経験が足りないから、山頂にまで到達するのは難しい。
パオは登山経験を徹底的に積んだ上でヴィパッサナー山に挑戦するから、山頂に達する可能性は高いけど、他の山にいる間はヴィパッサナー山の景色=智慧をこれっぽっちも経験できない。
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