全26種類のトレーニング方法とその効果の具体的な解説。教育キネシオロジーにより心と体、左脳と右脳、前頭葉と後脳、中脳と大脳を統合し、脳の神経経路を発達させ、学習能力を向上させることができます。
・ブレインジム トレーニング方法1 正中線のエクササイズ
1、クロスクロール、レイジーエイト、ダブルドゥードゥル、アルファベットエイト
2、エレファント、ネックロール、ロッカー、ベリーブリージング
3、クロスクロールシットアップ、エナジャイザー、エックスを考える
・ブレインジム トレーニング方法2 のびのエクササイズ
1、アウル、アームアクティベーション、フットフレックス
2、カーフポンプ、グラヴィティグライダー、グラウンダー
・ブレインジム トレーニング方法3 元気のためのエクササイズ、気持ちを深めるエクササイズ
1、水、ブレインボタン、アースボタン
2、バランスボタン、スペースボタン、エナジーヨーン
3、シンキングキャップ、フックアップ、ポジティブポイント
ブレインジムは26種類のエクササイズにより、心と体、左脳と右脳、前頭葉と後脳、中脳と大脳を統合し、脳の神経経路を発達させ、学習能力を向上させます。
これらのブレインジムのエクササイズにより集中力、記憶力、構成力、言語能力、数に関する能力、読み書き能力、会話能力、運動能力を短期間で劇的に高めることが可能です。
私の場合、「頭は3週間で良くなる!」の3週間のハイハイの訓練を終えた後に「クロスクロール」を行ったところ、脳に対する刺激、脳内麻薬の分泌が実感できました。
ブレインジム正中線のエクササイズは左右両脳、身体の左右を統合し、視覚ストレスを開放し、両目の協調能力、左右両耳で聞く能力を向上させます。また、読書、勉強のような至近距離で両手を使った2次元作業を行う能力も向上させます。
・はじめに「水」と「ブレインボタン」を行うと、身体と脳がクロスクロールをする準備になります。
・その場足踏みをしながら、右足を上げた時に左手で右膝に、左足を上げたときに右手で左膝に触れます。
・座ったままクロスクロールする。
・手ではなく肘で膝に触れる。
・色々な位置に腕、脚を伸ばしながら、右腕と左脚、左腕と右脚を動かす。
・体の後ろに手を伸ばし、右手で、左足、左手で右足に触れる。
・ゆっくりとした動きでのクロスクロール(フォーカスのためのクロスクロール)
・まず右手で左膝、左手で右膝のパターンから始め、次に右手で右膝、左手で左膝に触れるパターンに切り替え、これらパターンを10秒ずつ交互に切り替える。最後は右手で左膝、左手で右膝のパターンで終わらせる。
・まず右肘で左膝、次に左肘で左膝、次に右手で左膝、次に左手で右膝、次に右手で左足かかと、次に左手で右足かかと、という順番でクロスクロールする。
・バランスの向上には、目を閉じて、あるいは泳ぐまねをしながらクロスクロールする。
・その場足踏みではなく前に進みながら、あるいは走りながらクロスクロールする。
・スキップのように軽く飛び跳ねながらのクロスクロール
・色々な音楽、リズムに合わせてのクロルクロール
左右の脳の連携、結びつきの強化、目の左右の動き、両目での視力の向上
綴り、文章能力、書道、ヒアリング、読書、読解力
左右の協調性、空間認知能力、視力、聴力、呼吸、スタミナ
右手の親指を真上に向けて立て、前方に腕を伸ばします。
腕を8の字に動かし、親指を目で追います。これを目がスムースに動くまで続けます。
左手でも同じようにします。
頭は軽く動かし、首はリラックスした状態にします。
右手の場合はまず左上に、左手の場合にはまず右上に動かします。
次に、両手の親指を十字に交差させ、同じように8の字に動かして交差させた部分を目で追います。
まず片方の手で3回、次にもう一方の手で3回、次に両手で3回行うのがおすすめです。
・運動感覚を向上させたい場合には、目を閉じて行う。
・壁を指でなぞるようにして行う。
・触感が異なるもの、例えば砂、紙、黒板などに8の字を描く。
・大きな8の字から始めて徐々に小さく描いていく。始めは正面に描き、最後は机の上で小さめに描く。こうすることで字を書くことにつながる。
・エネルギーエイト。両腕を同時に振り下ろし、左右の腕を互いに交差させ、上に持ち上げて横へ伸ばして描く。腕はゆっくりと動かし、左右両方の視覚領域を意識しながら描く。次に、腕の残像を軽く意識しながら素早く動かす。
・左右両眼を活性化し、距離感覚、図形認識、記憶力が向上。
・バランス感覚を向上させ、他人との協調性も向上する。
・視覚正中線を横断することで、両脳の統合を促進する。
・両目を使った周辺視力。
・目の筋肉の協調(特に目で追う動き)の改善。
読書(左右の目の動き)、文字を解析するための図形認識、読解力(長期間の連想記憶)
センタリング能力を高め、バランスを保つ力を高める。
・大きな黒板、ホワイトボード等に両手を使って自由にらくがきする。
・腕を大きく動かして描くことから始める。首と目はリラックスさせること。
・左右対称の鏡絵を描いてみる。
・大きな絵から小さな絵へと進む。大きなホワイトボード、黒板から、机や床に貼り付けた小さな紙へと変える。
・チョーク、絵の具、マジック、クレヨンなど、色々な道具を使って描く。
・空中に描く。
・肩、肘、手首、足で空中にダブル・ドゥードゥル。
・両手と両足を同時に使ってダブル・ドゥードゥル。
自分の身体を基準にした位置感覚、方向感覚、様々な視覚領域での手と目の協調、運動正中線の横断、空間認識、目による識別
指示に従う、文字の解読と構成、書き取り、綴り、算数
左右の気付き、周辺視力、身体への気付き、協調、手と目の分化、スポーツの能力、運動技術
・このエクササイズの前に、レイジーエイトを行います。
・アルファベットのブロック体のa〜tまでを、レイジーエイトの形に当てはめながら書いていきます。
・まずはじめに大きなサイズから始めます。黒板、ホワイトボード、空中に、両手を合わせたままで書き、腕、胸、肩の大きな筋肉を活性化させます。
・左の視覚領域にある文字は、「上へ、回して、下へ」の順で動かすことに注意。
・右の視覚領域にある文字は、「下へ、上へ、回して」の順で動かすことに注意。
・聴覚、視覚、運動感覚、触覚を統合する。文字を描きながら「上へ、回して、下へ」、「下へ、上へ、回して」と言う。
・砂の上など、触感の異なるものに描く。
・目を閉じながら描く。さらにハミングしながら描く。
・手書きサイズで書く。その場合、大きく書く練習で十分に統合してから。
・実際の言葉、単語を綴りながら書く。
正中領域で両脳半球を使って書くための運動感覚、触覚の正中線の横断、周辺認知力、目と手の協調、図形の認識と識別
繊細な動きを要する技術、文章能力、書道、筆記体
・字を書くときの集中力、目、筋肉のリラックス
・目と手の協調が関わっている活動の技術
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