丹田呼吸法全解説 丹田呼吸法の効果、トレーニング方法の全てを解説。腹式呼吸法、瞑想呼吸法などに関連した丹田呼吸法の詳細情報、細かいノウハウ。
できれば午前中に、暗い室内で行うこと。
体を締め付けない、ゆったりした服装。ベルトは緩め、ホックは外す。
椅子に座り、両足を持ち上げる。腹筋が堅くなるが、一番堅くなったところが丹田。
椅子に腰かけ、背筋をスッと伸ばし、肩や腹部の力を抜き、体全体をリラックスさせる。椅子には深く腰をかけず、少しだけ前方に腰をかける。背もたれは使わない。両足が平らに床に着くようにして、膝は閉じないで、少し開く。両手は重ねて、下腹部の丹田に軽くあてる。前を見て、あごは少し引くような感じ。目は軽く閉じる。
8秒間かけて口からゆっくり息を吐く。このときに意識して下腹をへこませる。ただ、あまり無理に力を入れてへこませるようにはしない。吐きながら体中の悪いもの、老廃物が呼吸と一緒に出て行くイメージをする。丹田がへこむことをイメージし、手の感覚で覚えるために、手は両方の指先で丹田を押さえるようにする。
8秒間かけて静かに鼻から息を吸いながら下腹を膨らませていく。吸う息に合わせて、宇宙のエネルギーが入ってきて、体中に満ちるイメージをする。丹田が膨らむことを意識しながら吸うこと。
8秒間息を止める。丹田に息を落とし込み、下腹を大きく膨らませながら、宇宙と一体になったというイメージをする。また、全身が光のエネルギーで満ち溢れるイメージをする。
この呼吸法を20〜30回、すくなくとも3回は繰り返す。
途中で眠ってしまうという人は、手にコイン等を持ち、その手を横にたらす。眠るとコインが落ちるので、それに気付いて目覚めることができる。
脳波をアルファー波、シータ波に導き、変性意識、右脳の意識に入り、瞑想しやすくする。
右脳開発トレーニングの前に行い、アルファー波、シータ波にすることで、トレーニングの効果を上げる。
右脳、左脳を統合し、自律神経系、ホルモン分泌系を支配している間脳を目覚めさせる。間脳が目覚めることで、感覚、運動機能が大きく変わる。ある刺激に対して、体が無意識に自動的に動く、といった状態になる。
横隔膜を上下させるためこの横隔膜がポンプの役割をして、肝臓・脾臓・腸などを活発に動かし、腹部の血液を心臓に循環させる。これにより脳に新鮮な血液がいくようになり、脳の働きが活発化する。
新鮮な酸素を大量に体内に取り込むことで、血液が浄化され、血液の循環が良くなる。腹部の「うっ血」した血液がスムーズに心臓に戻り、その後、細胞の末端まで十分に血液が流れていく。また、酸素の摂取量が通常の3倍から5倍は増えるので、体の隅々まで新鮮な酸素が運ばれていく。
全身をリラックスが始させ、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを回復し、体が本来の動きを取り戻すようになる。このため、自律神経失調症にも大きな効果が見られる。また、免疫力、自己治癒能力も上がる。
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