記憶力アップのための記憶力トレーニング、脳力開発法を多数紹介、解説。間脳、右脳を鍛えて記憶力を高める、記憶力向上、強化、上げる方法。虚空蔵求聞持法、シャープアイトレーニング、マンダラトレーニング、般若心経、只管暗唱による記憶力強化等、映像記憶力のトレーニング。
・イメージ力を鍛えることによって、映像記憶(目に映った光景を写真を撮るようにそのまま映像として記憶してしまう能力。写真記憶、直感像記憶。)を身につけることができます。
・映像記憶の訓練の前に、「頭は3週間で良くなる!」のトレーニング、イメージストリーミング、自律訓練法を身につけておくと、映像記憶力がより身につきやすくなります。
子供を9歳で大学に入学させたアメリカの外科医、ストーナー夫人は、以下のような訓練を、子供が2、3歳の頃からさせました。
・初めは、街や森、海岸等を歩きながら、それらがどんな色をしているか子供に言わせます。
・次に、家や街を行く人々の服の色が何色であったかを言わせます。
・このような感じで、訓練を徐々に高度化していきます。
・これらに子供が慣れてくると、今度は通り過ぎてから思い出させる訓練に移ります。例えばショーウィンドウを一目見て通り過ぎ、どれだけウィンドウ内にあった品物を思い出せるか競争します。
これらの訓練の結果、ストーナー夫人の子供は直観像(見たそのままを細部まで記憶してしまう能力)を身に付け、一目見ただけの部屋の様子を全て思い出すことができるようになり、また、本の1ページを一目で読み取ったり、長い詩を、一目見ただけで暗誦できる能力を身に付けました。
上下左右対称の図形を赤、青、緑、黄の4色に塗り分けたマンダラを凝視し、記憶することによって、直観像、映像記憶の能力を鍛えます。(マンダラがどのようなものであるかは、「超右脳記憶法―記憶が映像となって見える!!」他、七田 真氏の書籍を参考にして下さい。)
・マンダラを5秒見て、5秒目を閉じる、という動作を繰り返します。目を閉じた時になるべく残像が長く残ると自己暗示するようにします。
・少なくとも3ヶ月は続けます。
・順番の決めたれた1000コマの絵(トンボ、風船、机など、一目で何の絵かわかり、一言で何の絵か言えるもの)を1枚1秒の感覚で次々と見ていき、合わせて何の絵であるかを言っていきます。1日に少なくとも100コマずつ、出来れば200コマずつ覚えていきましょう。
・初めは到底追いつける速さではないですが、訓練を続け、全ての絵を覚えた頃には、かなりの速さで言えるように変わってきます。
・そこまで続けると、普段、その1000コマの絵を思い出す訓練を続けていると、言葉で思い出さなくても、イメージで記憶が出てくるようになります。脳内で絵がイメージで順にコマ送りされて出てくるのが見えるようになります。
・覚えたら、今度は絵を見ないで何の絵であるか順番どおりに暗唱します。また、やはり絵を見ないで紙に書き出します。
・数字変換法(ペグ法記憶術)を使うと、より楽に覚えられます。
リンク法、ペグ法記憶術は言葉とイメージ、両方を使って覚えるため、右脳をつかったイメージによる記憶能力が発達していない段階でも容易に習得でき、また、使っているうちにだんだんとイメージによる記憶能力が発達します。このため、映像記憶を身に付ける初期の段階の訓練として適しています。また、人によっては、リンク法、ペグ法記憶術を使い続けているうちに、自然と映像記憶ができるようになることもあります。ランダムに並べた数字やトランプをペグ法で覚えるトレーニングもイメージによる記憶を鍛える訓練になります。
・記憶術1 リンク法、変換記憶法、基礎結合法
・記憶術2 ペグ法、鈴なり式記憶術
・白い紙の上にオレンジ色の紙を置き、その中央に、直径2センチくらいの円形の青い紙を貼る。
・30秒間紙を見つめる。
・オレンジと青の紙を取り除き、白い紙を見つめると、残像が残る。
・残像には4つの段階がある。
1、色が反転し、オレンジ色の部分が青色に、青色の部分がオレンジ色に見える。
2、色が反転せず、そのまま見える。
3、中心の青の円の色、形を、自由に変えられるようになる。
4、さらに今度は青の円にとらわれず、自分の自由なイメージに変えられる。
・直径3センチの虹の七色の色紙を用意する。
・赤い丸の紙から白い紙の上に置いて、明るい光の下で1分見つめ、次に1分目を閉じて残像を見つめる。これを3回以上繰り返す。次第に残像の残る時間が長くなる。他の色でもやってみる。
・残像が長時間くっきり残るようになったら、今度は何も見ないで、ただ目を閉じて思ったとおりの色丸をイメージとして思い浮かる訓練をする。
・それができるようになったら、今度はボール、茶碗、鉛筆など身の回りの立体的なものを見つめ、イメージで出せるようにする。
・最後に、イメージ中で自分の姿が見えるようにする。自分が実現したいと思っていることを実現している自己イメージを作り上げる。
・部屋を暗くして座る。1〜1,5メートル先の目の高さにローソクを立て、火をつける。
・1分間見つめる。メトロノームの音を聴きながら見つめるとなお良い。
・目を閉じて、残像を細部まで見つめる。残像が消えたらまたローソクを1分間見つめる。これを何回も繰り返す。
・まず、紙に円、三角、四角、直線などを組み合わせた図形を描きます。
・この図形を覚えます。この時、心の中で話したり、言語的に考えたりしてはいけません。
・数分後、別の紙に記憶を頼りに図形を描きます。
・だんだんと図形を複雑にし、難易度を上げていきます。
テレビ番組やDVD等の動画を観て、観終わったらそれを心の中で再現します。
完璧にできれば、早送りをしたように脳内で再現できるようになります。
・まず文章をひたすら繰り返し朗読し、それによって丸暗記してしまいます。
・つぎに、暗記した文章をこれもまたひたすら繰り返し暗誦します。
・これにより右脳、潜在脳の記憶回路が開きます。
・初めは般若心経や十句観音経(じっくかんのんぎょう)、論語の1節など、短い文章から始め、徐々に長い文章に挑戦しましょう。
・般若心経
・般若心経
・『十句観音経』について
以下の真言を1日1万回、100日間の間唱えます。
ノウボウ アキャシャガラバヤ オン アリキャマリボリ ソワカ
求聞持法には側頭葉や海馬の記憶より深いレベルにある、間脳による記憶回路を形成する効果があります。
普通の言葉では新皮質が活動し、間脳まで記憶が入りませんが、短い暗示の言葉だと間脳まで到達し、間脳の記憶となります。
求聞持法のようなシンプルな語の繰り返しは、暗示語となって直接間脳に入ります。
繰り返し唱えていると、脳内で一極集中が行われ、大脳の感覚が休眠状態に入り、頭がぼんやりします。
この状態では側頭葉が休止してその抑制が外れ、暗示語は側頭葉を通り越して間脳へのルートを開きます。そして脳の神経回路は繰り返すほど通りの良い回路に育つので、間脳記憶回路が形成されます。
すると、一度見聞きすると長期間確実、正確に記憶、再現できる記憶能力が発揮できるようになります。
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