スポーツビジョン訓練、ビジョントレーニングの全ての具体的なトレーニング方法の解説。種々の視覚能力は知能の発達、学習能力に大きな影響を与えます。 学習障害の中には視覚機能に問題のある場合もあり、そのような場合にはビジョントレーニング、スポーツビジョンによって学習能力を正常化させることが可能です。
・1 眼球運動のコントロールの訓練
・2 焦点合わせ機能の訓練
・3 両目の協調性の訓練
・4 眼の運動能力を高める 眼を素早く、正確に動かすトレーニング
・5 眼と体の動きの統合
・6 眼と手、体の動きの協調性を高める 眼で感じ、手で見るトレーニング
・7 イメージを作り上げ操作する 創造性を高めるトレーニング
・指導者は訓練者の眼の前約30センチに、ストローを横向きに掲げる。
・訓練者はストローの両端から20センチ離れたところで、両手に一本ずつ串を持つ。
・訓練者はストローの中心から眼を離さずに、周辺視野を使って、両方の串をストローの両方の口に同時に入れる。
・失敗したら、もっと近い距離からやってみる。
・片眼でも行う。
・ストローの向きを色々と変えて、同じことを行う。
訓練時間・・・3分
・2つのバケツか、カゴを1メートル50センチ離して床の上に置く。小さめのボールをいくつか用意する。
・最初はボールを右側のバケツに投げ入れたり、左側のバケツに投げ入れたりと練習する。右手を使ったり、左手を使ったりする。バケツからの距離も色々と変えてみる。
・今度は右側のバケツを見ながら、左側のバケツに入れたり、その逆をやったりする。左手でも行う。
・次に2つのバケツの間の壁に、×印をつける。その印から眼を離さずに、右手に持ったボールを右のバケツに、左手のボールを右のバケツに、同時に投げ入れる。
・今度は右手のボールを左のバケツに、左手のボールを右側のバケツに入れる。
訓練時間・・・5分
・訓練者はボールを両手に1個ずつ持つ。
・右手のボールをトスすると同時に、左手のボールを右手にパスし、トスしたボールを左手でキャッチする。これを繰り返す。
・指導者が「反対」という号令をかけたら、ボールの動きを反対にする。
・これを繰り返す。
・この一連の動きを、ボールを見ながら、壁につけた印を見つめ、ボールは周辺視野で捕らえながら、の2通りの方法で行う。バランスボード、バランスビームの上でも行う。
・お手玉を上に向かって投げ、落ちて来たところで受ける。
・今度は、天井にやっと触るぐらいの高さで投げる。強く当たらないようにする。次に、天井にぎりぎり触らないように投げる。
・お手玉を空中に投げ、指導者が「右」、「左」、「両手」、等指示し、指示通りの手でキャッチする。お手玉が落ちてくるぎりぎりまで指示をしないようにしてみる。
・両手に1つずつお手玉を持ち、同時に空中に投げ、同時に受ける。
・両手に1つずつお手玉を持ち、同時に空中に投げ、同時に逆の手で受ける。つまり右手で投げたお手玉は左手で、左手で投げたお手玉は右手でキャッチする。
・両手に1つずつお手玉を持ち、同時に空中に投げ、キャッチするまでの間、手を「パン、パン、休み、パン」と叩く。
・まず1つのお手玉を投げ、1番高いところに達したらもう1つを投げ、落下してきた最初のお手玉をキャッチするとともにそれを再び投げる。これを繰り返す。
・両手に1つずつお手玉を持ち、右手のお手玉を投げると同時に、左手のお手玉を右手にパスし、投げた最初のお手玉を左手でキャッチする。指導者が「反対」と号令をかけたら、お手玉の動きを反対、逆回しにする。
・パートナーと向かい合って投げ合う。距離を色々変えてみる。
・お手玉でキャッチボールする。その時、右手で投げ、右手で受ける。同じように、今度は左手で投げ、左手で受ける。
・1人がお手玉1つを空中に投げ、もう1人がお手玉を投げて空中のお手玉にぶつける。
・様々なサイズのバケツを部屋のあちこちに置き、お手玉を投げてバケツの中に入れる。
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