ウィン・ウェンガー「頭は3週間で良くなる」で解説されている脳力開発の本に載ってないトレーニングのノウハウ。ハイハイの正しい方法、脳を鍛える片目での訓練等本に載ってないノウハウ集。
・1、全般、脳質改善、延髄段階、橋脳段階
・2、中脳段階、大脳段階、知力アップ術、「頭は〜」以外でウェンガートレーニング的な効果がありそうな訓練
・全部のトレーニングをやらなくても効果は出ます。ただマスキング、橋脳段階のハイハイ(腹這い)、中脳段階のハイハイの三つは必ず行う必要があります。
また、あまり泳いだ経験の無い人はプールのトレーニングもやったほうが大きな効果が望めます。
また、猿の枝渡り(うんてい)と語彙を増やす訓練は効果が大きいです。
・知覚系の訓練より運動系の訓練のほうが、フィードバックがあるせいか効果が大きいです。
・全ての訓練を一遍にやるのが難しい人は、まず延髄段階の訓練を三週間やり、次に橋脳段階の訓練を三週間、という具合に各段階を分けてやっていっても構いません。
・ウェンガートレーニングでは、目と手の協調性や動体視力、瞬間視力等視覚能力が重要視されています。
よって、これらを鍛えるビジョントレーニングをやると相乗的効果が望めます。
ビジョントレーニングは「眼は脳刺激でグングンよくなる―米国で開発、凄い効果!」(この本のレビューを読む)、「勉強嫌い、集中力のなさは「眼」が原因だった―アメリカで開発された脳力活性プログラム」(内藤貴雄)を参考にして下さい。
また、SPEESIONというビジョントレーニング用のソフトも出ています。
・スポーツビジョントレーニングソフト〔スピージョン(SPEESION)〕
SPEESIONのHP。
・片目で脳を鍛える訓練方法があります。
長時間片目で過ごすと脳の視覚能力を司る部位に負荷がかかり、視覚能力が上がります。
私は自宅にいる間だけ片目で過ごしていましたが、続けている内に片目でも不自由を感じなくなりました。
百円ショップ等でサングラスを購入し、片方のレンズを取り外し、もう片方をマジックで塗り潰し、それを長時間かけていると、片目で脳を鍛える訓練になります。
・知人でトレーニングの効果が出なかった人がいましたが、キレート剤で有害金属を取り除いたら効果が現れ始め、知能が向上しました。
また、渋谷にたむろする少年達の体内のミネラル量を毛髪検査で調べたところ、水銀の濃度が極めて高かったそうです。
それから、現代日本人においては、水銀、砒素の過剰な蓄積はめずらしくないことのようです。
有害物質、脳の生理的状態、精神状態、ストレス、健康状態、栄養状態、歯の噛み合わせ、骨格の歪み、合ってない眼鏡など何か阻害要因があると、ウェンガートレーニングの効果が妨げられるのかも知れません。
トレーニングを始める前にこれらの状態を改善しておきましょう。
有害物質、重金属の知能への影響と排出法、キレート療法
また、トレーニングをやって効果が出なかったという人も、これらの状態を改善すれば効果が現れるかも知れません。
・ブレインジムで「頭は〜」に関連した眼と手の協調性を鍛える脳力開発ができます。
特に3週間のハイハイの訓練を終えた後でのブレインジムの「クロスクロール」は効果が大きいようです。脳に対する刺激、脳内麻薬の分泌が実感できました。
・マスキングでは、口で息するのは脳に悪影響があるので、鼻も袋で覆い鼻の穴で息したほうが良いです。
また、マスキング直後に逆立ちすると効果が倍増します。
このマスキング→逆立ちで短眠になった人もいるらしいです。
マスキングに使う袋の中に自分の好きな匂いの香辛料、ハーブなどを入れておくと、嗅覚の刺激になり、また、続けやすくなります。
・単純計算、早口での本の朗読をすると脳の血流量が増え、前頭葉前頭前野も活性化されます。それぞれ10〜15分程度。
単純計算は計算チャンピオン(フリーソフト)を使うとやりやすいです。
・噛む動作は脳の血流を増やします。
マウスフィットネスを使うと良いでしょう。
・「光の移ろい」の訓練はルームパレットを使うと良いでしょう。
・0,5秒ごとの視線移動の訓練は画像閲覧ソフトのスライドショー機能を使うと室内でもできます。
0,5秒間隔で慣れたら間隔をより短くするとさらに瞬間視力を鍛えられます。
・ベータカロチンは体内でビタミンAに変化します。参考リンク
ビタミンAは脂溶性なので、摂りすぎると体に悪いですが、ベータカロチンは体内で必要量だけビタミンAに変化するので多少摂りすぎても問題ありません。
JARROW FORMULAS マリーンベータカロテン / 100ソフトジェル
・聴覚訓練はメトロノームを使うと便利です。
・プールでの訓練をやる機会がないという人は、風呂で潜って体を浮かせた状態で体をくねらせ、揺り動かす動作をすると、ある程度代替効果があります。
延髄レベルでの運動訓練の重要性を考えれば、できる範囲でも何かやったほうがいいと思います。
また橋脳段階のハイハイも延髄に効果があるので、プール訓練ができない人は代用として多めにやっておくといいかも知れません。
・橋脳段階のハイハイ(腹這い)というのは、ワニのように這う運動です。
おおむね匍匐前進のような動きです。頭の位置をなるべく低くして這いましょう。
肘と膝にサポーターを巻きつけてやると、苦痛が軽減されます。
私は登山用のサポーター
を膝に巻いてやりました。
それからこれは中脳のハイハイもそうですが、やり始めて2週間目くらいに急に妙な感じの脳内麻薬が何日か大量に出る時期があります。
これがひょっとしたら「頭は〜」言う所の「変化に対する抵抗」を突破したということかも知れません。
ウェンガートレーニングに半信半疑の人も、とりあえずこの状態が来るまでは続けてみましょう。
・橋脳ハイハイは、うつ伏せ状態で体をくねらせてヘビのように這うという方法もありますが、この方法でも結構効果が感じられました。
より強い効果を得たい人は、両方の方法をやってみると良いと思います。
・周辺視野の訓練は、トランプに図形を書いて視野の端で当てるようにすると、シャッフルしやすいのでやりやすいです。
・瞬間判別法の訓練も画像閲覧ソフト
のスライドショー機能を使うと良いでしょう。
間隔をより短くすると瞬間視力が向上します。
・バッハのブランデンブルグ協奏曲のmp3ファイル、flacファイルはこのページで無料で手に入ます。
・同時聞き用の音声素材は、以下のサイトで無料で手に入ります。
・PODCASTnavi ポッドキャストナビ
多様なジャンルの音声ファイルが多数入手できます。英語のファイルもあります。ダウンロードにはiTunes(無料)が必要。
・NHKラジオニュース
約1.67倍速のニュースの音声ファイルが手に入ります。
・早耳ネット 音のボランティア・朗読作品メニュー
芥川龍之介作品等の朗読ファイル。
・朗読図書館
芥川龍之介、梶井基次郎、中島敦、宮沢賢治作品の朗読ファイル。全部で90分近い長さになります。
・アイ文庫
著名小説家の朗読ファイルが多数あります。有料ですが、無料サンプルも多数あります。
・VOA 自己学習プログラム
英語の音声ファイルが手に入ります。また、音声を文章に起こしたファイルもあるので、逆聴もできます。
・NHK 21の言葉で聴ける外国語ニュース
英語を含む21ヶ国語でニュースが聴けます。
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